アラフォー社畜、ママになる

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【記事紹介】麻しんと予防接種

インフルエンザが全国で猛威をふるっていますが、その陰でひっそりと、三重県で麻しん患者が急増している件。少しずつですが続報が出ているようです。

麻しんの恐ろしさについて、私自身実感はまだ持てませんが、まずは正しい情報を得ることが大事です。


厚生労働省 // 麻しんについて
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html


国立感染症研究所 // 麻しんとは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/518-measles.html


私は予防接種はできるだけ全部受ける信条なので、インフルエンザはもちろん、妊娠前に風しんと麻しんに対するMRワクチンも接種しました。
最近、予防接種をしてもどうせかかるし、とか、自然にかかった方が免疫がつくらしい?などと不確かな情報に惑わされて意図的に避ける人がいるようですが、私はこれには反対です。特に麻しんは。


東京都感染症情報センターのQ&Aがわかりやすくまとめていたので、その一部を引用します。

Q9 麻しんにかかって免疫をつけた方が、ワクチン接種よりもよいのでは?
A
自然感染で麻しんを発症すると、重症化や合併症による後遺症のリスク、また死亡する可能性もあります。そして周りの人にそのようなリスクを与えることにもなります。麻しんに自然にかかった後の強い免疫というのは、そのような代償のあとに得られるものです。

一方、ワクチンを2回接種すれば約99%の人が抗体を保有することになり免疫を持続させることができます。ある程度の頻度で副反応があることは避けられませんが、症状の重さも重症になる割合も麻しんにかかった場合と比べて格段に低いものです。周りの人に麻しんを感染させるリスクもありません。

東京都感染症情報センター » 麻しんQ&A II ワクチン関連



このほか、沖縄(過去何度か麻しんが流行)の医師の文章がよかったのでリンクをはっておきます。

私が出会った麻疹肺炎、麻疹脳炎の患者さん | 向井わらびークリニック浦添の小児科・アレルギー・予防接種


同じ方が執筆された、「予防接種の受け方」という文章もよかったです。

予防接種の受け方(1);考え方 | 向井わらびークリニック浦添の小児科・アレルギー・予防接種


今安全に暮らしている私たちも、先人が積み重ねてきた集団免疫に守られていることを忘れてはならないなと思いました。